脳内桃色領域。常夏前線停滞中。
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甘い宿敵コンビです。
加藤が病気になる話。小西がちょっと優しくし過ぎな雰囲気が否めない...orz
ごめんなさい
加藤が病気になる話。小西がちょっと優しくし過ぎな雰囲気が否めない...orz
ごめんなさい
ぼんやりする頭。重く熱い体。清正はまた咳をした。額に手を当てる。ぬるくなった濡れた手拭い。ズレたそれを直して、清正は天井をぼんやりと見た。
「大丈夫?」
「……ッ!」
いきなりかけられた声に、赤い顔がより赤くなる。見られたくないから、腕を顔に乗せた。
「大丈夫だ。だから帰──ゲホッ…ゴホッ……」
「酷いなぁ。大丈夫やないんやろ? ホラ、お粥作ったから」
「……! 勝手に……!」
「僕が勝手にせんかったら、何も出来ん癖に」
行長は呆れた顔で清正の背中に手を入れた。汗で湿った着物が気持ち悪い筈なのに、彼は顔色一つ変えずに優しく語りかける。
「起きて。ゆっくり……」
何なんだよ。いつもはこんなに優しくない癖に……。
風邪の所為だけではない顔の熱に、清正は困っていた。実際自分1人じゃ立ち上がる事さえ出来ないし、行長が居てくれて嬉しいのだが。だが、何か調子が狂う。
結局行長の力だけで起き上がり、横に置かれた粥を見た。唸る。それはかなり熱そうだったのだ。猫舌の清正にはかなりキツい。
「どしたん? 1人で食べれへんの?」
その清正の表情を見て、重い碗やさじを持てないのだと思った様だ。清正は焦ってそれらをひったくる。
「くっ……食える! 貸せ! ───ッッ!!!」
強がって多めにすくった粥を頬張って、思わずさじを落とし口に手を当てた。一瞬驚いた行長の表情は、ニヤケ面へと変化する。
「へぇ……清正ちゃん、猫舌なんや……?」
「ち、違う! これは、舌を噛んでッ」
「お粥口に入れた瞬間に?」
清正は唸って行長を睨む。行長は清正から粥を取って、少しすくった。
「強がらんと冷ませば良えのに……」
行長はそれに息を吹きかけた。暫くして清正の口元に差し出す。
「あーん♪」
「ふ、巫山戯るな!」
「巫山戯てないよ。ホラ、あーん」
「誰がやるか! そんな……子供じゃあるまいし……」
「……仕方ないなぁ」
行長はパクリと粥を食べた。意外な行動に清正が動かずにいると、いきなり行長が清正の肩を掴んだ。一瞬の間も与えず唇を重ねる。そして行長は、こじ開けた清正の歯の間から舌と一緒に粥を流し込んだ。清正が驚いて乱暴に離す。
「な……にをッ!」
「熱くないやろ?」
すぐに言葉を返せずに、清正は行長を黙って睨んだ。しかしすぐに諦めて溜め息をつく。
駄目だ……コイツのペースに巻き込まれたらもう……。
大人しく口の中にいる粥を噛んで、飲む。塩加減も丁度良く、美味かった。
「美味しいやろ?」
「…………ああ……」
ぼそりと呟くと、行長は可笑しそうに笑った。怪訝な目を向ける清正。
「……何だ?」
「いやぁ……清正ちゃんが可愛いから」
「!!? か……か、可愛い……!? 馬鹿かこの常春男! 俺は男だ!」
「男でも可愛いよ♪ 一昨日の夜なんてもっと可愛──」
「だ黙れッ!!!」
顔を真っ赤にして叫ぶ。それが可愛いと分かっていないのか。
「何が可愛いだ、巫山──ゲホッゲホッ」
「大丈夫? 清正ちゃんがちゃんとお粥食べへんからやで」
「関係無いッ」
そう言っているうちに行長はまた一口冷ましてやった。また差し出す。
「あーん♪」
「……そのさじは貴様がさっき口に……」
赤い顔でもごもごと清正が言うと、行長は笑った。
「その歳で間接キスで照れるん? ホンマ可愛いなぁ」
「べっ、別に照れてなど──ッ!」
行長は再び素早く口に含むと、キスをした。押し込む。また離された。
「ゃ止めろ!! 自分で食う!」
器に残った分全て口移しで食べさせられたら堪らない。清正は粥をまた奪った。
「ゆっくり食べや」
「分かっている!」
それでも焦って食べ、咳き込む清正に行長は笑った。
「もう、仕方ないコやね……。貸してみ」
「仕方ない『コ』!?」
「良いから。……ホラ、口開けて。あーん」
「………」
もう諦めて、清正は躊躇しながら口を開けた。優しく流し込まれる、ふやけた米。赤い、不機嫌な顔で清正はそれを食べた。行長は楽しそうだ。
「はいあーん♪」
ぼんやりする頭。重く熱い体。今は胸まで苦しい。
それでも、たまには風邪をひいてみるものだと思った。
「あーん♪」
どもども、師匠と行ったカラオケで馬鹿やった麗夢ス。
はしゃぎ過ぎた(笑) 絶対外に叫び声漏れてた。絶対迷惑だったよアレ(笑) いっけなぁい☆ てへっ(´≧□≦)-☆ で許してもらおう(死ね)
まぁそんなこんなで宿敵コンビ。締まり悪ッ!!!! すみません駄作で;; 師匠に貰った細かい設定で、加藤に猫舌設定が有ったので書きました。が。小西が優し過ぎる!! 裏が有りそうで実に恐ろしい。
そして題名が悲惨過ぎる... 本気で題名思い付かんorz 英語にすりゃ何とかなるかとしてみたが、何ともなんなかった。
……死んで良いですか。
ま・ダラダラ書きましたが今日はここまで♪
気ままに気まぐれに気の向くままに、また会いましょ(●´3`●)
2008.6.8(SUN)
「大丈夫?」
「……ッ!」
いきなりかけられた声に、赤い顔がより赤くなる。見られたくないから、腕を顔に乗せた。
「大丈夫だ。だから帰──ゲホッ…ゴホッ……」
「酷いなぁ。大丈夫やないんやろ? ホラ、お粥作ったから」
「……! 勝手に……!」
「僕が勝手にせんかったら、何も出来ん癖に」
行長は呆れた顔で清正の背中に手を入れた。汗で湿った着物が気持ち悪い筈なのに、彼は顔色一つ変えずに優しく語りかける。
「起きて。ゆっくり……」
何なんだよ。いつもはこんなに優しくない癖に……。
風邪の所為だけではない顔の熱に、清正は困っていた。実際自分1人じゃ立ち上がる事さえ出来ないし、行長が居てくれて嬉しいのだが。だが、何か調子が狂う。
結局行長の力だけで起き上がり、横に置かれた粥を見た。唸る。それはかなり熱そうだったのだ。猫舌の清正にはかなりキツい。
「どしたん? 1人で食べれへんの?」
その清正の表情を見て、重い碗やさじを持てないのだと思った様だ。清正は焦ってそれらをひったくる。
「くっ……食える! 貸せ! ───ッッ!!!」
強がって多めにすくった粥を頬張って、思わずさじを落とし口に手を当てた。一瞬驚いた行長の表情は、ニヤケ面へと変化する。
「へぇ……清正ちゃん、猫舌なんや……?」
「ち、違う! これは、舌を噛んでッ」
「お粥口に入れた瞬間に?」
清正は唸って行長を睨む。行長は清正から粥を取って、少しすくった。
「強がらんと冷ませば良えのに……」
行長はそれに息を吹きかけた。暫くして清正の口元に差し出す。
「あーん♪」
「ふ、巫山戯るな!」
「巫山戯てないよ。ホラ、あーん」
「誰がやるか! そんな……子供じゃあるまいし……」
「……仕方ないなぁ」
行長はパクリと粥を食べた。意外な行動に清正が動かずにいると、いきなり行長が清正の肩を掴んだ。一瞬の間も与えず唇を重ねる。そして行長は、こじ開けた清正の歯の間から舌と一緒に粥を流し込んだ。清正が驚いて乱暴に離す。
「な……にをッ!」
「熱くないやろ?」
すぐに言葉を返せずに、清正は行長を黙って睨んだ。しかしすぐに諦めて溜め息をつく。
駄目だ……コイツのペースに巻き込まれたらもう……。
大人しく口の中にいる粥を噛んで、飲む。塩加減も丁度良く、美味かった。
「美味しいやろ?」
「…………ああ……」
ぼそりと呟くと、行長は可笑しそうに笑った。怪訝な目を向ける清正。
「……何だ?」
「いやぁ……清正ちゃんが可愛いから」
「!!? か……か、可愛い……!? 馬鹿かこの常春男! 俺は男だ!」
「男でも可愛いよ♪ 一昨日の夜なんてもっと可愛──」
「だ黙れッ!!!」
顔を真っ赤にして叫ぶ。それが可愛いと分かっていないのか。
「何が可愛いだ、巫山──ゲホッゲホッ」
「大丈夫? 清正ちゃんがちゃんとお粥食べへんからやで」
「関係無いッ」
そう言っているうちに行長はまた一口冷ましてやった。また差し出す。
「あーん♪」
「……そのさじは貴様がさっき口に……」
赤い顔でもごもごと清正が言うと、行長は笑った。
「その歳で間接キスで照れるん? ホンマ可愛いなぁ」
「べっ、別に照れてなど──ッ!」
行長は再び素早く口に含むと、キスをした。押し込む。また離された。
「ゃ止めろ!! 自分で食う!」
器に残った分全て口移しで食べさせられたら堪らない。清正は粥をまた奪った。
「ゆっくり食べや」
「分かっている!」
それでも焦って食べ、咳き込む清正に行長は笑った。
「もう、仕方ないコやね……。貸してみ」
「仕方ない『コ』!?」
「良いから。……ホラ、口開けて。あーん」
「………」
もう諦めて、清正は躊躇しながら口を開けた。優しく流し込まれる、ふやけた米。赤い、不機嫌な顔で清正はそれを食べた。行長は楽しそうだ。
「はいあーん♪」
ぼんやりする頭。重く熱い体。今は胸まで苦しい。
それでも、たまには風邪をひいてみるものだと思った。
「あーん♪」
どもども、師匠と行ったカラオケで馬鹿やった麗夢ス。
はしゃぎ過ぎた(笑) 絶対外に叫び声漏れてた。絶対迷惑だったよアレ(笑) いっけなぁい☆ てへっ(´≧□≦)-☆ で許してもらおう(死ね)
まぁそんなこんなで宿敵コンビ。締まり悪ッ!!!! すみません駄作で;; 師匠に貰った細かい設定で、加藤に猫舌設定が有ったので書きました。が。小西が優し過ぎる!! 裏が有りそうで実に恐ろしい。
そして題名が悲惨過ぎる... 本気で題名思い付かんorz 英語にすりゃ何とかなるかとしてみたが、何ともなんなかった。
……死んで良いですか。
ま・ダラダラ書きましたが今日はここまで♪
気ままに気まぐれに気の向くままに、また会いましょ(●´3`●)
2008.6.8(SUN)
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