脳内桃色領域。常夏前線停滞中。
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――ねぇ、清正ちゃん、君は知らんやろうな
僕が愛したのは、ただ一人しか居ないことを。
――誰に好かれても好けなかった、
女も金も酒も、満たせなかった僕を満たしたのは
一人しか居ないことを。
行長は、心から微笑んだ。優しい、儚い、壊れそうな、笑みを浮かべた。
「だいすき」
「?」
清正は振り向いた。
だが、振り向いた事に、疑問を感じた。
丁度、艮(うしとら/北東にあたる)の方角に、引かれるように振り向いてしまったのだ。
――行長――?
もう何がしたかったんだよって感じですねー
慌てて描いたから、アタリからペン入れまで5分ですよ。お陰でバランスやばすぎ!!!
行長は、最後の最後だけ本当の彼の顔で笑うんです。
柔らかく、愛しげに、優しく笑うんです。
そうで、あってほしい。
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