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脳内桃色領域。常夏前線停滞中。
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千石高校(ぇ)体育部門1番、3年い組(いろは!?)による『白雪姫』
はじまりはじまり~
(訳:お馬鹿なカオスSSです。ギャグのち宿敵BL)






(暗転)






あるところに、それはそれは うつしいお姫さまが いました
姫は高山………ゲホッゴホッ…白雪姫と言いました

白雪姫はお母さん、つまり女王さまを失い、あたらしい女王さまが来ました

新しい女王さまは、自分がせかいで いちばん うつくしいと しんじていました
ところが……


(スポットライト)

「カガミよカガミ~、この世でいちばん うつくしいのは だれなのです~?(棒読」
「もちろん たまd………痛い!!」

女王さまは足を滑らし、うっかりカガミを叩いてしまいました
とりなおして もう一度ききます

「カガミよカガミ~、この世でいちばん うつくしいのは だれなのです~?(棒読」
「……白雪姫です」
「何ですって? 私よりうつくしいなんて~!
にくいやつめ~。かりゅうどよ、白雪姫をしまつするのです~(棒読」
「女王さまにいわれちゃ ことわれねーな」

そう言って かりゅうど は、とうしんだいの剣をかつぎました
カガミが ツッコみます

「何だそのぶそう……モンスターをハントする気か」
「あ? クズは黙ってな」
「何だとコラ」
「やんのか」
「じょうとうだッ」

……今日も、おしろは にぎやかです

『(幽斎)Σ結構無理矢理締めたね!』

(暗転)






ぶたいはうつり、白雪姫は、お花をつんでいました

(ライトがつく)

「え、えと……わ、私むりやりココに立たされているんですが…」
「よぉ、あんたが白雪姫か?」
「はうっ!?」

白雪姫がふりむくと、女の子の かりゅうど がいました

「あ、あなたは……?」
「あたし? あんたをころす人」
「えぇ!?」
「……なんだけど、あんたは殺すにゃあ もったいないなぁ」
「はぁ…」
「(演技でもコイツころしたら、あたしがころされる気がするし……コイツのうしろの奴に)
……とにかく、あたしについてきな」
「はい…」

(2人がはけると同時に幕が閉まる)

白雪姫は かりゅうど に言われるまま、森へ逃げました
かりゅうど は白雪姫のしんぞうの代わりに、ブタのそれを 女王さまにさしだしました





こうして、白雪姫は森に入りました
そして森の小人たちとくらしだしました

(幕の手間に小人たちがウロウロ)

ポニーテールの小人はおこりんぼです
いじっぱりですが かじ はニガテです

いちばんちいさな小人はポニーテールの小人にべったりです
ちいさいことを人に言われると泣くので言ってはいけません

女の子みたいな顔の小人はかわいそうな子です
いちばん はたらかされています

竜のような目をした小人はえらそうです
女の子みたいな小人を こき使います

サクラ色の髪の小人は子供です
竜の小人にあまやかされているようです

クジラの潮みたいな 髪の毛の小人は まっすぐな性格です
白雪姫のことが だいすきです

もう1人小人がいます
でも、かれはすがたが見えません
(なぜかと言うと、いつも白雪姫のうしろにいるからです)


小人たちと白雪姫は、へいわにくらしていました

(暗転・幕を開く)






(スポットライト)

しばらく月日はながれ、また女王さまはカガミに問いました

「カガミよカガミ~、この世でいちばん うつくしいのは だれなのです~?(棒読」
「たま!!!!(即答/真顔」

『幽斎)……そこは白雪姫、だよ忠興』
『忠興)だって、たまのが うつくしい』
『幽斎)劇だからガマンしてっ』
『忠興)………』

「……白雪姫です…」
「何、まだ生きていたのですか~? ええいしぶといやつめ~(棒読」

女王さまは いかりに もえました

(暗転)






さて、場面をうつって7人小人と白雪姫のくらしを、すこし のぞいてみましょう

(ライトがつく)

みんなで白雪姫のドレスを作っていますね
おや、ちいさな小人が泣いています

「うわーん清正ぁー! 針で指さしたぁー」
「何してるんだよ……見せてみろ。……って血がすこし出ただけじゃないか」
「痛い…」
「すぐ治るって」

ポニーテールの小人は ちいさな小人の お母さんのようです

こちらは女顔の小人が またたくさん はたらいています

「ああっ何で私がぜんぶしなきゃならないんですかっ」
「こういうのは下僕のしごとだろ」
「じゃあ、ぼく手伝うよ」
「坊ちゃん……!(嬉泣」
「……………糸からまった…」
「大丈夫です坊ちゃん! 気持ちはもらいましたから、やっぱり私がしますよ!」

女顔の小人は おおわらわです

いっぽう白雪姫は、クジラ髪の小人に つかまっていました

「白雪姫、おれと けっこんしてくれ!!」
「え!? いや、それは、何と言いますか…///」
「だっておれたち、相思相愛だよな?」
「違いますよ、白雪姫は私と相思相愛なのです!!」
「? …どこからか声が…」
「(無視)なぁ、おれとむすばれようぜ?」
「えと……その…」
「すきだぜ、右近…」
「えっ//// いやそのあああぅ…///」

そこに、あやしい おばあさんがやってきました

「もしもし」
「あっお客様です! わわ私出ますっ///」
「チッ」

白雪姫がとびらをあけると、おばあさんはリンゴをさしだしました

「リンゴはいかがなのです~(棒読」
「リンゴ?」
「甘いリンゴなのです~。一口食べてみるのです~(棒読」

白雪姫はためらいましたが、さいごには おばあさんの言うままに、リンゴを一口たべました

(暗転・赤スポットライト)
「ああっ!」

どさりとくずれる白雪姫
小人たちが かけよった時には、もう おばあさんのすがたは ありませんでした

(赤消す)






小人たちは、つめたくなった白雪姫の体をひつぎに入れて泣きました
とくにクジラ髪の小人はひつぎにしがみつき、わんわん泣きました
すがたを見せなかった小人も出てきて泣きました

(ライトがつく)

「白雪姫ぇ、白雪姫ぇ」


そこに白い馬に乗った、となりの国の王子さまがやってきました

「何してんのー?」

王子さまは茶髪をゆらし、馬から下りました
そして、ひつぎの中にねむる白雪姫に ひとめぼれ してしまいました
小人がわけを話すと、おもむろに王子さまは ひつぎのフタをあけます

「何てうつくしい姫なんやろう…」

うっとりとほおをなでて、王子さまは白雪姫のくちびるにふれました
(てなれすぎた、あまりの演技にまわりもビックリです)

「今起こしたるわ…」

王子さまのくちびるが白雪姫のくちびるにふれる

瞬間

「ま、待て!!!」

ポニーテールの小人が立ち上がりました

「こ、ここ小西! 止めろ!」
「何で?」
「何でって………その…………高山殿と、接吻する方が…何故か問いたいわッ」
「だってそーゆー話やし?」
「じゃあ何故貴様が王子役なんだ!」
「それは僕に言われてもなぁ…」
「と、兎に角接吻は止めろ!!」
「でもそしたらお話終わらへんやん……
あ。そや」

王子さまはニヤリと笑んで歩みよりました

「じゃ、キミをつれてくって事で♪」
「な───んッ!?」
「さ、清正ちゃん乗って」
「な……何だこの体制は!!?////」
「お姫様抱っこ」
「知ってるわ!!!」
「もー、五月蝿いよ清正ちゃん。……ちょっと黙ってもらうわ(唇で☆)」
「何を──んんッ!?/// ぅんッn――文化祭にあるまじき行為が行われましたので、しばらくお待ちください――


こうして王子さまは、お姫さまをおしろに つれてかえり、いつまでも しあわせにくらしましたとさ




















ども。文化祭ネタです多分。
最初は清正が白雪姫だったんですが、小人が絡んでこなくなるんでボツ(笑)

あ、サクラ髪の小人って秀家様ですので(´・ω・`) すみません設定無しに書いて;;
ちょいちょいツッコんでた幽斎は大道具か何かです(笑)
舞台袖か何かから囁いていたんですww



以下おまけ













「アイツ……加藤とか言ったか…本気でキスすると思ったのか? 劇だぞコレは」
「小西さんの演技が演技に見えないのが悪いんですよ、直家様」
「でも、ンな事したらタダじゃ済まさねぇだろが。高山教徒の奴等がよ」
「まぁそうですけど…」
「フッ……確かに可愛い奴だな。小西が惚れるのも解る」
「Σな、直家様ッッ!!?」
「どうした? 涙目だぞ」
「別に何もありませんよッ!!」





「さて、王子が居なくなったので、今私の接吻で起こして差し上げますよ!!(ハァハァハァハァh/ry」
「黙れ! 俺が起こす!」
「邪魔ですよッ!」
「どっちがッ!」

「で…私は何時まで寝ていれば良いのですか……?;;」



おまけ2



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